1日1話こち亀を読む「41話 大追撃!の巻」

中川と勘吉、愛の逃避行じゃん。

中川が元気よく腕振ってそうな構図で笑っちゃった。

昔からいい大人が元気いっぱいというか大ぶりなモーションしてるのが面白く感じちゃうんだよな。ドラえもんの秘密道具で何が欲しいか聞かれた転ばせ屋って答えてるくらいには大人が転んでるところが好きなんだ。

引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第5巻」

 

これ分かりやすく治安悪くていいな。他車に物を投げつけるって警察官から最も遠い行為でしょ。

車の運転って人命がかかるから他の条件下で同じ行為をするよりも、常軌を逸した行動をとる人間に対して非難が大きくなる気がする。煽りしかりドア殴りだったり、喧嘩っていうニュアンスでは他の場面でも起きうるけど運転の場面でやる奴はよりヤバいみたいな。

僕は運転嫌いだから筋金入りのペーパーなので耐えてる。

 

引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第5巻」

 

いまだ廃れぬ感情的な☆。この文化が何巻まで続くかみんなでかけよう。僕は37巻が最後の☆になると思う。

この時点で部長は勘吉の実家に行ったことあるのか。上司が実家に来ると思うと普通に嫌というか密接な人間関係を築かなきゃいけない感じがして耐えがたいな…

根拠はないけど寺井の自宅にも実家にも誰も行ったことなさそう。根拠はないけど多分あってる。

 

引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第5巻」

 

勘吉が気安く拳銃を撃つなんてのは最早漫画を読んでいたらページをめくるくらい当然のことなんだけど(電子書籍こち亀を読んでいるのでページはめくらないらしい)、このシーンはトップクラスに適当な発砲だ。僕が泥棒だったらこちらを見ずに振り向きざまに拳銃で撃たれたら自分の悪行を棚に上げて警官を詰めたくなっちゃうな、真剣に撃てって。

気安くって単語を打った時に「気楽にとどっちにしようかな」とふと思ったんだが、気楽にって単語を想起してたら連想ゲームで姫野先輩を思い出した。こういう意味のない連想ゲームをあまり口に出さないのが大人だと思う。僕はまあまあ口に出る。

 

引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第5巻」

 

確かに言われてみれば勘吉って中華を出前でよく食べている印象になってるな、実際は1回しかそんな描写見てないはずだけど。

古いジジイは洋食が食卓に並ぶとキレるみたいな風潮あったけど、まあ現代的な感覚で言えば出されたものに文句を言うなとなる一方で、そういう避けられない古い感性に振り回されて害なる者になっていくの哀愁があるな。

感覚で理解できないからどうしようもないんだけど、洋食ってジャンル自体が好きじゃないのって味匂い食感を理由にできるのかな?含む範囲が広すぎて食の要素ではすべてが説明できない気がするから、存在が気に食わないとかしか道理が通らなさそうなんだよな。

 

引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第5巻」

 

めちゃめちゃ生き生きしてておもろ。

提案しなければ犯人が死んでてもいいみたいにも聞こえるし、絶対に捕まるという自信があるからか泥棒されてることにはまったく反応ないしかなり人生強者ムーブだな。

 

引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第5巻」

 

読者は勘吉を悪人面だなんてもう思っていないけど、こち亀の世界ではちゃんとその設定が生きているんだな。

これ、ギャグとかでなく勘吉だと認識できてる上でこの態度をとってるパターン想像したら人怖になってしまった。なんとなく皆が勘吉だと認識できてたら部長が小言いうオチになりそうな気がするんだよな部長はとりあえず勘吉になんか言っとけスタンスとるので…

なんというか部長がキレるオチって別に面白くはないんだけど温度を感じる。武道の型をビシッと打つ気持ち良さみたいな。

 

引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第5巻」