1日1話こち亀を読む「1話 始末書の両さんの巻」
擬宝珠檸檬とおばけ煙突とラサール石井くらいしかこち亀の知識がないので毎日1話ずつ読んでいく。
古い著名漫画家あるあるだけど絵が上手い。特に登場人物の表情とかコマの読みやすさが高い気がする。ブラックジャックを読んだ時にも感じた気がする。
引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第1巻」
初期の勘吉は私のイメージにある終盤の勘吉よりも男前だ…
冷やした足をタライから出すという意味のない生活感だけを高める描写、オタク好きよね~。詳しくないけど映画うる星やつらの食事シーンの動きとか評判高かった気がするし凝った設定・描写への気づきはオタク登竜門か。
ドラ猫が人間みたいに箸を使って天丼を食べるとか、間違って猫の糞尿を食べてしまうとか、気軽に拳銃を発砲してしまうみたいな明らかなギャグスタイルなのに割に絵のポップさが少なくて勘吉が真剣なのがミスマッチでシュールなユーモアだ。
引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第1巻」
初期の中川、金持ちであることが嫌味っぽいし結構感情的というか突発的な行動が多くてビビる。多分金持ちキャラの味が薄まってきたタイミングでツッコミキャラにシフトしていくんだろうなと予想される。
今思うとメイン登場人物が少ない漫画なのに金持ちキャラを2人設置してるのなんなんだ。勘吉の守銭奴パワーは中川ひとり程度の富豪力ではカバーできないのか…
こち亀って人情話と勘吉の商才話、時事ネタ、細かい知識ネタあたりの話のパターンがあったイメージだけど1話から細かい知識が描かれてるのスタイルが変わってなくて怖いな。こういう小説や漫画に含まれる図鑑的な面白さって子どもの頃の方が摂取しやすかったなと考えてしまって老いを感じた。
引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第1巻」
花札ってまったく知識ないな。花札起源の言葉が結構あるって話とNARUTOの猪鹿蝶くらい。
庶民的なビールを嗜む中川。最初から俗っぽいものにも理解を示してる金持ちキャラって割と珍しいな。
引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第1巻」
オチがギャグすぎる。
私の職場にも業務中の飲酒が見つかって降格&転勤した人がいるので親しみを感じる。
引用:「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第1巻」