この今月のラーメンは半月ごとに更新しているけれど、今月は何でか15日に書くのを忘れていて今更必死になって書いてる。
これの何が問題って月初めのラーメンの記憶が大分薄まってしまってパワー不足なラーメンのレビューしてる感じになっちゃうこと。
普段以上に抽象的な表現だったり雰囲気からくる発言が多いかもしれない。「五味師団長率いる各団が全方位から勝鬨を上げ進行してくるような味」とか書いちゃうかもしれない。
いきなり自由枠になってしまった。
この今月ラーメンも再訪が少しずつ増えていてコンテンツの終わりが近づいているかもしれない。
いうて週に1,2杯は新店や新メニューを注文していると考えたらまだまだだったわ。
これは野菜マシなんだけどアブラが旨い店だと野菜過剰マシしたくなる。
元来魚介系の麺類には疎かったので、海老のつけ麺は手が出ないんだよなと券売機の前で疑念を抱きつつプッシュ。
海老味噌のつけ汁は濃厚豊潤でつけ麺に期待するガツンと感がある旨さだったけど、麺が良くも悪くも無難というか目立たない造りなのがそもそもつけ麺向きではなかったかも。
同じベースのスープでラーメンつけ麺を担う都合上、麺の区分けは必要かなというのが持論。
王道濃厚魚介つけ麺。めっちゃくちゃ旨かった。
スープ、麺、トッピング、薬味の全てに個性が感じられて何処に手をつけても満足できるやつ。特に2種のチャーシューはしっとりレア感と肉質がっしり感どちらも経験できるお得。
配膳されたときに白菜なんて珍しいなあと何となしに思っていたけど、味の濃いつけ麺の後に一齧りすると無難なバラエティ番組のコメントのごとく「野菜の甘味」を感じられる。果物ではないけど野菜かも怪しいほどの甘み。
個人的にかなり満足度が高かったので雑に通いて~。
汁なし(野菜アブラ)+卵+特製アブラ。
注文が下手だった回。デフォルトで卵ついてるの知らなくて卵プッシュした上に特製アブラプッシュしたのにコールでアブラをしちゃった。
卵はつけ用に使えたので間違いじゃなかったけど、アブラの方は何が特製だったのか分からなくなってしまったので完全なミス。
豚が”肉塊”って感じのパワフルなタイプだったのでラーメンよりも食ってる感が強い汁なしと相性良いかも。あと多分麺の麺感が強かった気がする(曖昧)。
ドビターな濃厚煮干しラーメン。
スープ自体はすっきりしてる飲み口なんだけどしっかりとした苦味と魚介特有のザラつく感じもちゃんとあるという不思議なスープ。ここまで仕上がっているビター系もそうそう経験できない気がするので気に入った。
細麺もしっかり立体感がある上に、ネギが絡むとさらに食感が楽しくなり心地よい。
麺に海苔なんか巻いた日には海にある全ての臭い物が終結した海のアベンジャーズで最高。
メニューが時期で変化するらしいので再訪したい。
鶏清湯の塩ラーメン。
清湯と白湯の違いをあっさりしてるかこってりしてるか程度にしか知らない情弱なので雰囲気で注文してしまった。
確かに鶏の旨味と香りがしつつベースの塩ラーメンがすっきりした美味しさで、スープに浮いた胡麻が結構強く香るのが特徴的だった。
恐らくネギが味付きのもので、時折スープに溶け出た塩分がガツンとパンチをくれつつネギも香る、みたいな一杯の中でも変化が生じるラーメン。面白い。
辛揚げのトッピングとファミマの夏の麺類でお馴染みになった有名店でつけ麺をば。
しっかり辛くも中に旨味が控えている期待通りのスープで、辛揚げが溶けて瞬間的に刺激がマシマシになるパンチ力もよい。そんで野菜が旨い。
卵にくぐらせれば天女の羽衣のような包み込む優しさも感じられる飴と鞭。
お店の10周年記念動画内にオリジナルソングが披露されており、これを歌っているのがGEEKS(のエンドウ.さん)で、僕自身が元々GEEKSが好きなので勝手にお店に対して縁を感じる。次は冷やし中華食べたい。
冷やし胡麻担々麺 + 鳥チャーシュー(辛い)。
夏は辛いメニューが増えて最高だなあ。と言いつつ担々麺の方はそこまで辛いタイプではなく白胡麻のまろやかさが映える一杯だった。
一応スープがある担々麺だけど肉味噌と麺を和えて行く過程で汁なしのようになっていく所があり、”すすり感”よりも”食べ感”が増していく気もする。なんだそれ。
チャーシュー丼の方は結構辛めでソースと糸唐辛子がやんちゃ。基本的にアジアンなフレーバーだけど細切りの海苔が口に入った時だけ日本に戻されるのが個人的に面白かった。
雑に行きすぎ。多分全マシだったと思う。
少し前から味濃い濃い系のラーメンを水なしで食べきって店出た後に全てを黒烏龍茶で流すという営みを行っているが、ぼちぼちお勧め。
身体の中で上がりまくった塩分を落としていく感覚。
健康に良くない気もするけどラーメン食べてるやつなんて全員地獄行きなのでまあいいでしょう。
手数が多い鶏白湯つけ麺。と特製チャーシュー丼みたいな奴(ローストビーフ丼に雰囲気が近い)。
見切れてるけど左上にレモンも隠れている。この世の全ての洒落込みを合わせている。
つけ汁は見た目通り濃厚かつまろやかミルキー。薬味なしでも麺全部行きたいほど十分なおいしさの所にフライドガーリックを溶かしてみれば文明開化の味がした。めちゃくちゃに辛いというよりはほのかな香りづけと香ばしさ、食感の付与くらいのもので意外と繊細な役割。
チャーシュー丼も少し酸味の聞いたフレーバーが味の濃いソースをプッシュしていて普通に旨い。お米の炊き具合が好みと違うくらいが難(柔らかめだった)。
豚に自信がありそうな二郎系の汁なし。
画像には見えていないけど豚を1枚プラスして全力で豚を楽しんだ。
二郎系の店って一応別個に特徴があるけどイマイチ違いを言語化するのが難しいというか微妙な違いで好みが分かれたりするから書くことが少ない。
どんな領域でもそうだが下等なものは指摘しやすいけど上等なものは説明しがたいという話。旨かったことだけはまごうことなき事実。
限定のカマス煮干し蕎麦。
普段のイワシの煮干しよりもより苦味とエグみが出ている感じ、多分。分からんけど。
先日のビター煮干しから影響を受けて苦苦のスープを期待していたのでタイミングとしてはかなり良かった。
ただの海苔じゃなくてあおさ海苔になってるのがセンスを感じる。限定麺を食べるたびにどういった意図とか感覚でもってラーメンを構成しているのかを話聞いてみたくなる店。
北海道味噌が得意らしいので、辛ネギトッピングの味噌ラーメン。
外観・内装や店員の雰囲気が家族連れとかに向けてるような印象だったけど、割に味は本格的な北海道味噌。辛ネギの食感がかなり良い。
こっそりチャーハンも注文したけど、こちらも家庭的なというよりもグルメ型の中華チャーハンで旨かった。
人も店も見かけによらないので反省しましょう。反省しました。
元々台湾まぜそば自体がかなり好きな食べ物の1つなので一番近い台湾まぜそばには雑に 来てしまう。
何か前回よりも餡が緩めというか汁気が少しあったので、結果として追い飯との相性が上がってラッキーだった。元来こういうブレがあるような家系で上振れを引くことから快を得ていた人間なので旨い店はどんどん味がブレてくれると嬉しい(?)
背アブラちゃっちゃ系味噌らしい。
普段の麹味噌も結構コク深いのでなんだが、麹の甘さと引き換えに動物系のアブラの野性味というか良い臭みが増されているのが分かる。
あまり意識したことは無かったけど味噌ラーメンにショウガが結構合う。特に今回はアブラが強いので中盤以降の味変によい具合。
深丼の店って想定よりも麺量多くてびっくりするよね。
デフォが非乳化醤油ギンな二郎系だけど濃厚だか特製だかの方が乳化スープらしいのでトロ豚と合わせてもぐ。
ベースの醤油が旨いので乳化した時のパワーも引き上げられるように感じて旨い。
トロ豚は脂身のトロトロ感だけじゃなくてレア感というか煮込まれ過ぎてない感じというか適切な表現が分からない独特な食感で不思議。
ラーメン屋よりの中華料理屋で塩豚骨+ミニチャーハン。
いわゆる「臭い豚骨」タイプでニンニクなんかもトッピングじゃなく最初からスープに溶け込みまくってる感じが町感あって好き。
チャーハンは自宅チャーハンに近く塩分控えめで卵の優しい甘さが目立つやつ。
その分濃い~スープとの相性がいい。中華屋のミニチャーハンってあんまミニじゃないの何なんだろうね。
冷やしレモンそば。塩+レモンで夏感マシマシの一杯。
塩ベースにレモンの風味プラスみたいな感じかなと意気込んでいたら塩ベース+レモンベースみたいな肩並べした比率の味だった。何ならレモンの酸味だけじゃなくて苦味もほのかに感じる気がする。玄師。
冷やしってことで元々腰強めの細麺がかなり締まっていて歯ごたえしっかり。啜り心地が良いと言える。
生ハムで野菜や麺を巻くと塩分が増されてここ一番を乗り越える味になる。
添えられたレモンってどうするのが正解なのか分からず一応3枚ともしがんで置いた。
ご馳走様